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はじめに
冬生まれの6ヶ月ベビーが迎えた、初めての夏。
突然気温が上がったある日、私は気づかないうちに赤ちゃんを「熱中症」にさせてしまいました。
今回はその時の実体験と、そこから学んだ反省点・対策をまとめました。
異変の始まり
6月のある日、夜中に赤ちゃんが何度も目を覚まし、ミルクの量が増えていました。
朝は寝不足気味だったのか、抱っこでぐっすり。
そのまま私は1時間ほど抱っこしながらスーパーまで買い物へ出かけました。
異変に気づかないまま過ごす
汗をかいているはずなのに、今度はミルクを飲まない。
「たまたまかな?」と様子を見ていたら、どんどん不機嫌になり、夕方には寝る前のミルクも拒否。
触ってみた赤ちゃんの体が熱く、「あれ?」と思ったときにはすでに38℃台に…
真夜中の対応
- 首、脇、そけい部を保冷剤で冷却
- ミルクと授乳を何度も繰り返し
- スプーンでOS-1を口に運び、湿らせる
体温は最高40.2℃まで上昇。
一晩中冷やし続け、朝には38℃台に下がりましたが、まだミルクをあまり飲まない状態が続いていました。
休日診療へ
診断は「軽度の熱中症」。
医師からは以下のように言われました:
- 熱中症で胃が弱っているとミルクを飲みにくい
- 吐き気止めを使って様子を見る
- 2日以上飲めない状態が続くと自力での回復は難しくなるので早めに再診を
- OS-1やジュース、お茶など何でもいいから飲ませる
- 真水は誤嚥しやすいので避ける
その後の経過と回復
帰宅後、坐薬を使ったところ、1時間程度でミルクが飲めるようになり、いつもの量に戻りました。
後日談:今度は風邪に…
冷房やサーキュレーターで温度管理はしていたものの、今度は風邪のような症状(痰・鼻水)が出てしまいました。
何度も夜中に咳で起き、息苦しそうな様子。
再度小児科を受診し、大事には至りませんでしたが、「湿度管理」の大切さを思い知らされました。
今回の反省点
- 反省1: 外で赤ちゃんの体温チェックに使った自分の手が熱くなっていて正しく判断できていなかった
- 反省2: 赤ちゃんは体温調節が苦手。大人が「肌寒い」くらいがちょうどいい
- 反省3: 冷房は「温度」だけでなく「湿度管理」も重要
また、汗をかいた服はすぐに取り替えることで、風邪の予防にもなると実感しました。
実際に使っているおすすめアイテム
- 体温計(すぐに測れるもの)
- 室温・湿度計
- OS-1やお茶、ジュースの常備(事前に試飲しておくと安心)
- 保冷剤・アイスノン(凍傷注意!!!)
- エアラブなどのベビーファン
- 日よけ用の帽子(親も一緒に管理)
※自販機の缶飲料も一時的な保冷に使えます。
厚労省の熱中症対策ページ
まとめ
6ヶ月の赤ちゃんにとって、初めての夏はとてもデリケート。
ちょっとした油断で体調を崩すこともあるけれど、しっかり観察し、柔軟に対応すれば乗り越えられます。
私の失敗が、誰かの「事前対策」につながれば嬉しいです。